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オスグッド(成長痛)

2021年3月23日

こんにちは!

ななみ整骨院藤沢院の植田です。

 

緊急事態宣言も解除されて学生のスポーツ活動が活発になってきました!

練習量増えたり、週末の試合が始まり、競技によっては大会もあるようです。

 

その影響でここ最近は学生の来院が多くなっています。

 

特に多い症例としては

「オスグッド」

 

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか??

 

一般的には「成長痛」などと言い換えられることもあります。

 

では「成長痛」とはどのようなメカニズムなのかを説明いたします。

 

図のように膝の下方の骨

「脛骨粗面」

が痛みます。

痛みの原因としては骨の炎症です。

発症はまさに成長期によく見られる症状です。

成長期は

「軟らかい骨から硬い骨へと成長するため、不安定な状態」

骨の成長スピードに対して筋肉や腱の成長が追いつかず、アンバランスな筋骨格構造になっているため過度な負荷には耐えられなくなります。

成長期は骨が伸びます。

しかしその際に筋肉が硬い、柔軟性が低下していると付着部の骨が引っ張られて炎症が起こります。

 

大腿四頭筋(モモ前の筋肉)が大きな影響を及ぼします。

 

子供骨は成人と比べてすべては完成しておりません。

「骨端成長軟骨」

といわれる部分があります。

ここが大人の骨に変わる際に伸びる部分になります。

 

しかし、負担をかける事が少なければ痛みが出るリスクは減ります。

 

痛みが出る多くの子達はスポーツをしているという共通点があります。

 

その中でも跳躍系のスポーツや、運動量が多いスポーツに好発します。

いわゆる

「オーバーユース」

です。

 

練習量が多くなったり、この時期は暖かくなり練習量の増加も原因となることがあります。

 

また、痛みが両側に出ることを稀です。

ほとんどが片方の膝に痛みが出現します。

 

施術をしていくと、身体のバランスが乱れてることが多く、身体の使い方が片側性です。

当院ではこのような身体のバランスから整えていき、根本から治していくようにしております。

 

オスグッドは圧痛や触診で判断できることが可能ですが、当院では

 

「エコー診断機」

を使い画像で状態を確認しております。

 

↓は中学生男子のオスグッドの画像です。

こうしてみると一目瞭然ですね。

 

○で囲んだ部分が患部ですが、患側と健側ではあきらかに写り方がことなります。

くっきり写っている方が健側

少し白く霞んでみえる方が患側です。

骨の表面に乱れが生じており、痛みが出ています、

 

骨盤矯正も大切ですが、まずは身体の柔軟性を高めていく事が重要です。

柔軟性ある身体で運動をする方が負担が少なく、怪我のリスクが激減します。

 

練習後のケアをこまめに行うこと、自宅でのストレッチも重要です。

これからシーズンインとなりますので、この時期の怪我は出遅れてしまいますね。

 

常にベストコンディションでプレーができるように日々のケアを大切にしましょう!

 

※画像Google引用



~交通事故後の自賠責治療~

 

整骨院で「交通事故後の施術」できるの事ご存知でしょうか?

窓口負担「¥0」で施術を受ける事ができます。

万が一、事故に見舞われてしまった場合、身体の痛みが必ず伴います。

直後に出ることもございますが、ほとんどは後日出現してくることが多くあります。

ぜひ当院へご相談下さい。

 

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