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有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ

2021年5月31日

皆様こんにちは!

 

ななみ整骨院本鵠沼院の竹谷です!

最近は良い天気が続いていてお出かけをするのにも、スポーツをするのにも気持ちがいいですね!

 

本日は、スポーツをされている学生さんに多い「有痛性外脛骨」(ゆうつうせいがいけいこつ)について症例報告をさせて頂きます。

 

外脛骨は英語では「accessory navicular」と呼ばれます。足の内側のアーチの中央部に生じる過剰骨(本来よりも余計にできた骨)のうちの一つで、外脛骨があること自体は異常ではなく、正常な異形(normal variant:通常とは形が異なっているが病的ではないもの)のひとつです。

 

(足部内側の図)

外脛骨

人間の身体は成長の過程で、まずは軟骨の塊ができて、次にその内部が骨化していきます。

さらにその過程で近くの骨同士が癒合(くっつく)することがあり、ひとつの骨となることがあります。

幼少のころに舟状骨という足の内側の骨が出来上がる過程で、本来1つにまとまるはずの骨が別々に分かれたままになってしまうことで、舟状骨の隣に「外脛骨」ができてしまいます。

文献によると5-14%の人に外脛骨があるとされています。

この外脛骨ができること自体は異常ではなく、通常のことです。
しかし、一部の人ではこの外脛骨が痛くなってしまいます。

 

<症状>

足の内側のアーチの中央部に痛みと腫れ、発赤を伴います。また膨らんだ部位を押すと痛みが出ます。

痛い方の足でつま先立ちをすると痛みがでることが多いです。

また歩行時の痛みを訴える方が多いです。

また症状が強いと夜寝ていても痛い、あるいは足を少し動かしても痛いなどの症状になることもあります。

 

<痛みの発生要因>

・靴の圧迫刺激による炎症

・筋肉(後脛骨筋)の牽引ストレスによる炎症

・偏平足

・外脛骨への強い衝撃、打撲

 

<治療>

15~17歳の骨成長が終わるころには自然治癒することが多いため、 初期治療は保存療法(手術以外の治療)を行います。

 

当院では、

超音波治療器による消炎鎮痛やマッサージだけでなく、

お家でできる簡単なトレーニングやストレッチ

身体の使い方や動きの癖、骨格の歪みなどを評価し根本的な改善を促します!

 

今回は「有痛性外脛骨症」について報告しましたが他の症例においても痛みを我慢し放置してしまうと選手生命に関わってきます。

長くスポーツを楽しむには身体のケアは必須条件です!!

当院では、怪我の状態はもちろん、怪我をしにくい身体づくりを指導をしております。

痛みがある方・スポーツでのお悩みがある方はお気軽にご相談ください。

 

ななみ整骨院本鵠沼ではスポーツ外傷や運動療法、アスレチックトレーナーの資格を持つ先生からの指導、フォームの改善、プロのアスリートなどこれまで培った経験を活かし学生さんだけでなく幅広い年齢の方に対応することができますので、

 

悩みがあるけど誰に相談していいかわからない、また運動をされているお子さんの様子がどうもいつもと違うなど小さなことでもお気軽にご相談ください。

 

参照:google



<診療時間変更のお知らせ>

9月より平日の診療時間を

午前 9時00分~11時45分

午後 15時00分~19時45分

に変更致します。

ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。



ななみ整骨院グループでは患者さまに安心してご来院して頂けるよう
コロナウイルス対策として下記の取り組みを実施しています。

☑︎ 全ての施術ベットをアルコール消毒

☑︎ スタッフのアルコール消毒の徹底

☑︎ 30分毎の院内換気

☑︎ 全スタッフのマスク着用

☑︎ 予約管理による院内人数制限

☑︎ 1時間毎の院内アルコール消毒

お知らせ

当院では、交通事故によるお体の怪我の治療を自賠責保険や任意保険を利用して通院することが可能です。

これらの保険を適応して治療を受ける場合、患者様の負担(治療費)はございません。

窓口負担金「¥0」で施術を受けることが可能です。

保険会社とのやりとりも当院のスタッフで丁寧に対応させていただきます。

 

 

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