BLOG_NEWS

打撲について

2021年9月9日

こんにちは!

ななみ整骨院みろくじ院の植田です!

 

肌寒い日が続きましたが、週末は天候がいいようですね!

 

本日は

「打撲」

について書いていきます。

 

皆さんも一度は打撲をしたことはあるのではないでしょうか??

「打撲だから放っておけばいいや」

「そのうち治る」

と思いがちですが、打撲も立派な怪我ですので、適切な処置が大切になります。

 

まず打撲の定義ですが

<「打ち身」とも呼ばれ転倒して物にぶつかったり、人と衝突したりした際に発生するケガです。 皮膚の表面には傷口がなく、皮下組織や筋(骨)などを損傷している状態です。> 

このように表面ではなく、体の内部で損傷が起きている状態なのです。

 

<強い打撲をした際に考えられるリスクとして>

重度の打撲・挫傷は、以下のような合併症を伴うこともあるため注意が必要です。

・コンパートメント症候群(内部の内圧が上がり、血液循環を低下させ筋壊死が起こること)
・異所性骨化
・骨化性筋炎

 

<どのような症状が出るのか>

主な症状は「痛み」と「腫れ」です。

受傷後適切な処置を施していれば痛みや腫れは数日程度でおさまりますが、処置が疎かにしてしまうと長引くこともあるので注意が必要となります。

程度が重度である場合は、歩行が困難になったり、関節運動に影響が出たりすることもあります。

 

<どのような処置をすればよいのか>

まずは外傷の基本処置を行いましょう!

 

【RICE処置】

打撲 | ほんじょう整骨院

☆患部の安静(Rest)

とにかく安静にすることが大切です。むやみに身体を動かそうとすると、周囲の神経や血管が傷つき、重症化を招く危険性があります。テーピングなどを施して、患部をしっかりと固定しましょう。

☆患部を冷やす(Ice)
細胞の壊死などを防ぐため、打撲後は患部を冷やしましょう。氷嚢で痛みが感じられなくなるまで冷やします。

☆患部を圧迫する(Compression)

テーピングパッドなどを使用して患部に適切な圧を加え、内出血や腫れを抑えましょう。弾力性のある包帯で行うと良いです。

☆患部を高い位置で保持(Elevation)

台となるようなものに患部を乗せるなどして、心臓よりも患部の位置が高くなるように配置します。炎症により患部が腫れ上がるのを抑える効果があります。

 

打撲も程度の損傷部位によっては予後不良になる場合もありますので、適切な処置が大切です。

「打撲だからいいや」とは思わずに、治療を受けることをお勧めいたします!

 

※転載:引用Google

診療の予約 無料オンライン相談