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有痛性外脛骨

2021年9月19日

皆さんこんにちは!

ななみ整骨院弥勒寺院の廣田です!

 

今回は「有痛性外脛骨」についてご紹介いたします。

 

外脛骨とは、、、

足の舟状骨にできる過剰骨(通常では見られない骨)で約20%の人に見られ、足部の過剰骨の中で最も頻度が高いものになります。

スポーツを行なっている10〜15歳の女性に多く見られ、80〜90%は両側に発症します。

通常は痛みを伴わないものがほとんどですが、一部有痛性となるものがあります。

 

主な原因として、舟状骨は後脛骨筋と呼ばれるふくらはぎにある筋肉の付着部になっており、下腿の筋肉が過度の運動により疲労し硬くなっていると、後脛骨筋腱が引っ張られ外脛骨に炎症を起こします。

また、捻挫などの外傷、靴による圧迫など外的ストレスが引き金となって痛みが発生することもあります。
とくに外脛骨が突出している形状の人や偏平足、回内足があると外脛骨に負担がかかりやすいため、激しい運動をしなくても長時間の歩行や立ち仕事などでも痛みを生じることがあります。

 

単純X線像では外脛骨の形から3つに分類されます。

この中で一番痛みが強く現れるのが「Type Ⅱ」です。舟状骨と外脛骨が擦れたり、ぶつかったりすると激しい痛みを伴います。

 

治療はまずはスポーツの休止と安静です。

痛みのある間は運動を中止し、足を休ませます。炎症が強く熱をもっている場合は、腫れた部分をアイシングします。

また、痛みを軽減させることや再発を予防する上で足底の筋力強化や下腿の筋肉の疲労をとり、ストレッチをして柔らかくすることもとても重要です。痛みが治まっても下腿の筋が硬ければ後脛骨筋腱が引っ張られてすぐにまた痛みを生じてしまいます。

基本的には保存療法で治療することで症状は改善されます。

稀ですが、約4ヶ月以上適切な保存療法を行なっても改善されない場合や、どうしてもすぐにスポーツ復帰しなければならない人は外脛骨を切り取る手術療法を行う時もあります。

ほとんどの場合が適切な保存療法で治癒しますので、お気軽にご相談ください!

参照:google



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