首に関する主な症状
・頚椎捻挫
・むち打ち症
・ストレートネック症
・寝違い
<頸椎捻挫とは>
「首」は頚椎といってそれぞれ独立している骨が7つ重なって構成されている「首の関節」をさします。交通事故や転倒、スポーツ中や日常生活の中で予期せぬ外力が首に掛かり、首周囲の組織が傷ついてしまうことを言います。
<どのような時に頚椎捻挫が起きるか>
・交通事故
・スポーツ中の接触プレー
・寝違い
・急に振り向いた際
<頚椎捻挫の症状>
・首の痛み
・吐き気
・関節(首)が回らない
・手指のしびれ
・頭痛
<頚椎捻挫に対する当院での施術>
・温罨法(赤外線、パルス電気、遠赤外線)
・電療法(低周波、高周波、SSP)
・マッサージ手技治療
・姿勢矯正
頭や首はとても繊細な場所です。大きな外力が首に加わり痛める場合もあれば、ソファなどに首をくの字に曲げて寄り掛かり、長時間首に外力が加わり続けて首を痛めてしまう事もあります。いずれにしても首には末梢神経が集中しているので、神経まで痛めてしまうと後々に大きな後遺症を残す可能性があるので、何かの拍子で首を痛めた際には必ず専門機関を受診することを勧めます。
<むち打ちが起こるメカニズム・原因>
『むち打ち症』主に交通事故や運動中に急激な力が体に加わると体が前後に大きく揺すられ、その結果上半身が前方に押し出され、細い首の上に乗った重い頭だけが後方へ残る状態で首そのものを痛めてしまう事をさします。『むち打ち』は頚椎損傷に比べ、それほどの重症ではないものの、首の筋肉や靭帯(じんたい)、関節などを痛めたために首や肩、背中に痛みが走り、その症状が長期に持続してしまう症状を指します。
<むち打ち症の特徴>
むち打ち症には首の痛み以外にもいろいろな症状があらわれます。むち打ち症によって首の周囲に密集した自律神経のバランスが崩れてしまうと首の痛みに敏感になるばかりか、吐き気やめまいなど、さまざまな症状が繰り返され、悪循環にはいってしまうことがよくあります。
・首の痛み
・吐き気
・頭痛
・めまい
・手指のしびれ
・背中のハリ感、筋肉痛
<むち打ち症に対する当院の施術>
多くの場合、頸部や背部の筋緊張の緩和を目的に手技治療を行いますが、症状が強い場合には首を固定するカラーキーパーを目安2〜3週間着用して首への負担をやわらげます。時間の経過と共に治ることが多いのですが、なかなか軽快しないケースもあるので当院では必ず手技治療も同時に行います。
・ マッサージ手技治療
・温罨法(赤外線、パルス電気、遠赤外線)
・電療法(低周波、高周波、SSP、超音波等)
・頚椎カラー
<むち打ち症を長びかせないために>
温熱療法やマッサージ、場合によっては内服薬や外用剤の使用と並行して、自律神経のバランスを崩さないための努力も必要です。そのためにはストレスをためない、睡眠を十分にとる、首をうなだれた姿勢での長時間の作業は控える、治療院などの専門機関で積極的なリハビリを行う事が重要です。また、むち打ちが『いつまでも治らないのでは?』という不安感をなくすためにも定期的な治療を受け心のケアも重要になります。
<ストレートネック症とは>
人間の背骨は頚椎で前弯、胸椎で後弯、腰椎で前弯といったように“生理的湾曲”を描いていますが、ストレートネックとは本来前弯している首の配列がまっすぐストレートになっている状態をさします。それって「首がまっすぐ綺麗に見えていいのでは?」と思う方も少なくないと思いますが、確かに首は綺麗に見えますが重力を分散する為の湾曲がないため肩こりを引き起こしやすいと言われています。
<ストレートネック症の際に起こる症状>
・肩こり症
・頭痛
・背部のはり感
・手指のしびれ
<ストレートネックに対する当院での施術>
頚椎の配列がまっすぐになっている原因として筋肉の緊張や姿勢の悪さなどが目立ちます。交通事故によるむち打ち症の後遺症でストレートネックになる方も多く、筋肉の緊張緩和と姿勢改善の両方からのアプローチが有効です。
・マッサージ手技治療
・背骨矯正
・温罨法(赤外線、パルス電気、遠赤外線)
・電療法(低周波、高周波、SSP、超音波等)
・頚椎カラー
<寝違いが起こるメカニズム・原因>
寝違いとは字のごとく“寝ている間”に首を痛めてしまった症状の総称をさします。寝ている間に首を痛める?そう思いますよね。でも実際には寝違いは多く発生しています。寝ている6〜8時間の間、首や腰には大きなストレスが掛かり、そのストレスを避けるように無意識下に寝返りをうったりしますが、その寝返りが上手にうてず同じような姿勢で尚且つ首に一定のストレスが掛かった場合、首の筋肉は炎症を起こし痛みが発生します。
<寝違いの際に起こる症状>
・首が痛くて動かない
・背部の痛み
・極度の肩こり
・吐き気、めまい
<寝違いに対する当院での施術>
・マッサージ手技
・姿勢矯正
・温罨法、電療法
・ストレッチ、整体
<肩こりが起こるメカニズム>
肩こりとは肩周囲の筋肉が凝り固まった状態の総称です。医学的な傷病名ではありませんが「たかが肩こり」だと油断していると大きな症状に移行したり、肩こり症に隠れている大病なども見逃してしまうことさえあります。最近ではスマホやPCの普及で姿勢的な原因や眼精疲労などの2次的な原因から肩こりに発展するケースも多く、小中学生などといった若年層にも多く見受けられるようになりました。
<肩こりを引き起こす原因>
・姿勢の悪さ
・運動不足
・ストレス
・極度の緊張
・冷え
<肩こりが引き起こす症状>
・猫背
・頭痛
・吐き気
・めまい
・腕〜手指のしびれ
・背部痛
<肩こりに対する当院の施術>
・姿勢矯正(背骨、骨盤)
・マッサージ手技
・整体、ストレッチ
・温罨法(赤外線、パルス電気、遠赤外線)
肩こりに対する施術は凝り固まった筋肉の緊張をほぐすのがポイントとなります。筋肉が硬くなる原因として背骨の歪みや骨盤の傾きが見受けられ「姿勢の悪さ」を治すことも肩こり症を改善するには重要です。ななみ整骨院では単に筋肉の緊張をほぐすだけでなく、肩こりの原因となっている姿勢の改善や血液循環の改善など体質改善にも積極的に取り組んでいます。