当整骨院のスポーツの怪我に対する考え方
ななみ整骨院グループでは怪我をした場合には、必ず整骨院や病院などの医療機関へ受診することを薦めています。特にスポーツをする患者様で「怪我が元で運動するのを諦めた」という話を聞くことが後を絶ちません。それ以外にも「昔の怪我が今になって後遺症が出てきた」や「怪我をしたけど何処で診てもらえばいいのか分からなかった」などと言った話もよく聞きます。
ななみ整骨院グループは施術スタッフ全員が国家資格を持ち、自分たち自身が各運動の分野で活躍してきた経歴を持ったものが施術をいたします。単に怪我の治療をするだけでなく運動に対するアドバイスやパフォーマンス向上に対する施術なども積極的におこなっています。
スポーツ種目別症例
当整骨院には主に小学生〜中学生の野球球児が多く来院されます。社会人では草や野球チームに所属している方なども来院され野球競技特有の怪我などが目立つのが特長です。特に成長期で身体が成人に変わる頃の児童や学生は選手生命にも関わりますのでしっかりとして「治療」と「リハビリ」そして「予防」をすることが重要です。
最近ではインドアテニスの普及もあり年間を通してテニスでの怪我で来院される患者さんは増えています。特に成人でスクールに通っている方や、週末に仲間とテニスをされる方で身体のキャパ以上の運動をすることで怪我に繋がる傾向があるようです。
サッカー競技の運動量はスポーツの中でもトップクラスで、その運動量の多さや激しいいコンタクトプレーから選手の怪我も絶えません。当整骨院には試合だけでなく普段の練習などで怪我をする児童や学生も多く来院されています。普段の練習から運動量が多いことから怪我予防の為の身体ケアを推奨しています。
湘南地域には「ミニバス」といったように小学校以前から始まる児童バスケット文化が根付いています。ななみ整骨院グループにもバスケットで怪我をされる方が多く来院され、小学校〜中学校〜高校とそれぞれのステージによって運動量やコンタクトプレーの激しさが変わることから受傷する身体の場所も異なります。
湘南=サーファの街。サーフィンをする方なら一度はこのようなイメージを持ったことがあるのではないでしょうか。実際に本鵠沼ななみ整骨院の前を毎日多くのサーファが通ります。サーフィンによる怪我は季節によってその場所が変わるのも特徴的です
今では若い世代の方にも浸透してきたスポーツではないでしょうか。各世代によっての楽しみ方がある生涯スポーツだと言っても過言ではありません。ななみ整骨院グループにも沢山のゴルファーが怪我の治療や予防の目的で通院されています。
スポーツ外傷における救急処置
ななみ整骨院グループではスポーツ中に怪我をした場合には医療機関にかかるまでの間に応急処置として、やってほしい幾つかの動作を推奨しています。
この動作をするのとしないのではその後の治療や怪我の回復にも影響することがあるので是非覚えておいてください。
ななみ整骨院グループではスポーツ外傷において大切なことは「動かさない」ことと説明しています。例えばスポーツ中に足首を捻った場合、その時は痛みがそれほど強くないとの「自己判断」で競技を続けてしまい、その後に大きな痛みへ繋がる場合が殆どです。「腫れ」や「痛み」は必ず後からやってきます。少しでも「痛い」や「ちょっとまずいかな」などと思った時は絶対に無理をしないで安静にすることが大切です。
その場に氷や氷嚢がある場合には「冷やす」ことが重要になります。怪我をした患部は組織が破壊され「熱」を持ちます。毛細血管が破壊されれば「内出血」となり更に患部は腫れ上がります。受傷直後に患部を「冷やす」ことでそれらの症状を最小限に抑えることが可能になり怪我の回復にとても有利になりますので覚えておいて下さい。
ここまでがななみ整骨院グループで指導しているスポーツ外傷において自分で出来る簡単な処置ですが、身近に包帯やバンテージ、テーピーングなどがあれば患部を「圧迫」して下さい。患部を冷やしたとしても時間が経過するごとに患部は腫れてしまいます。そこで冷やした患部を更に「圧迫固定」する事でより腫れない環境を作ることが出来ます。最後に圧迫した患部を「心臓の位置より高くする」事で破壊された血管からの出血を最小限に防ぐことができ、スポーツ外傷における応急処置は完成します。
受診から治癒までの流れ
症例紹介
症例①:36歳女性 足首捻挫
バトミントンの練習中にシャトルを追いかけバックステップをしていた際に右足関節を捻って受傷。受傷後は無理をせず帰宅し、翌日に本鵠沼ななみ整骨院へ受診されました。問診、触診、各検査法で患部を診察した結果、骨折ではなくII度(靭帯損傷)の捻挫であると判明し、腫脹の軽減目的でアイシングと超音波治療、捻挫時にずれてしまった足首のアライメント(関節面)を徒手整復した後、テーピングと包帯を用いて圧迫固定しました。来院時には足を大きく引きずっていましたが治療後には痛みを表すペインスケールも10→4まで軽減し通常の歩行に近い状態で帰られています。
症例②:10歳男性 左膝痛(オスグット)
サッカーのクラブチームに所属し週5回の練習をこなしていたが、半年前から左膝やや下あたりに痛みを感じていた。最近ではランニングをするだけでも激痛が走るようにまで悪化した為、本鵠沼ななみ整骨院に受診する。各徒手検査法を用いて診察した結果「オスグット症」と判明。筋力のキャパを超えた練習量により大腿四頭筋の柔軟性が低下し、骨盤の歪みを示す脚長差が生じていた為、炎症している脛骨粗面をアイシングした後に超音波治療で疼痛除去、身体の歪みから左膝に負担が掛っていた為、骨盤矯正で姿勢を元に戻しています。治療後は痛みを表す数値、ペインスケールでは10→5にまで半減する。
症例③:45歳女性 テニス肘
テニスの練習中から右肘関節に疼痛が出始め、日常生活でもちょっとした動作で肘に激痛が走るようになり、ついにはご飯のお茶碗も持てない程の痛みに発展してしまい、これは典型的なテニス肘の症状ですが、症状がかなり悪化してから本鵠沼ななみ整骨院へ来院されました。
スポーツ外傷におけるQ&A
Q怪我をした場合にはまず何をすればよいでしょうか?
Aまず安易に動かさないこと。その後に患部を冷やし、出来れば包帯等で圧迫してください。
Q怪我をした時はレントゲン撮影をしたほうが良いですか?
A必ずしも必要とは限りません。人体への影響も考慮し必要な場合のみ薦めています。
Q怪我をした場合はどのタイミングで診察を受けるべきですか?
A受傷直後がベストです。時間経過と共に症状が悪化する場合が殆どなので後遺症を残さないためにも直ぐに処置が必要です。
Qスポーツや日常生活の中でした怪我でもななみ整骨院で診察してもらえますか?
Aはい勿論です。ななみ整骨院では特に外傷(怪我)に力を入れています。国家資格を持つ経験豊富なスタッフが在籍しているのでご安心ください。
Q高度な検査が必要な怪我の場合は大きな病院などへ紹介して貰えますか?
Aはい。ななみ整骨院は地域の整形外科と提携していますので安心ください
Q怪我をした直後は病院より先にななみ整骨院を受診するメリットは何でしょうか?
Aななみ整骨院を先に受診して貰えれば、もし他の医療機関へ転院や紹介が必要な場合は「紹介状」や「検査依頼書」、または提携先のドクターに直接情報を伝えることが出来るのでより正確な治療が受けられます。
Qななみ整骨院では手術などは行いますか?
Aいいえ手術はしません。必要な場合は医療機関を紹介しますが、整骨院の最大の特徴は「切らない」「縫わない」で患部を治すことにあります。