当整骨院のこどもの怪我に対する考え方
救急病院での研修で数多くの症例を経験し、大人と子供の身体やメンタルの違いを十分に考慮した上で診療いたします。大人にはない子供特有の痛みやケガや子供独特の表現にも耳を傾け、必ずご本人はもちろん保護者の方にもそれ以上に説明し、理解していただくことに努めます。
特に大人と違い身体の成長期である小学生〜高校生までの児童や学生に対しては細心の配慮を心がけており子供特有の症状をしっかりと見極めることに注力いたします。大人と違い成長期の学生の身体は非常に繊細です。各症状にあった適切な「治療」が怪我の今後に大きな影響を残しかねません。そうならない為にも「ご本人と保護者の二人三脚でのご理解」と、正確な診断、適切な治療法を選択し、更に早期回復を目標とした治療をしていきます。
小学校から中学生に多いスポーツによるケガ
ダントツに多いのがオスグット。約10歳〜16歳くらいで激しい運動をしているお子さんに多く発症し、膝下に激痛が走ります。放置すれば膝頭が大きく隆起してしまうこともあります。ななみ整骨院グループはオスグットの治療を得意としています。
オスグットと同様に激しい運動に伴い脛骨の骨膜が炎症して激痛が走ります。身体の発育と運動量のバランスが合っていない事や、疲労に伴い筋肉の柔軟性が低下している時に多く発症します。
運動してる児童よく見受けられますが、運動をしていない児童(特に思春期の女子)にも発症しやすい痛みです。股関節は球関節と呼ばれ骨盤とのジョイント部分となり多くの負荷がかかる関節です。そのため痛みがひどくならないうちに治療をすることがとても重要になります。
大人とこどもの違い
大人は自分の訴えたいことを十分に伝えることが出来ても、お子さんはそうとは限りません。たとえ側に保護者の方がいても的確な表現が出来るとも限りません。かえって保護者の方が心配し、本人をそっちのけでひたすら話し続けることも多くあります。これでは十分な情報を得ることは出来ません。
お子さんは「動く」「遊ぶ」のが仕事です。治療期間中も大人のように指導された通りに静かに安静にしていられるとは限りません! むしろ、ななみ整骨院の小児スポーツ外傷に来院される殆どのお子さんは「運動をしながら治したい!」という方が殆どです。
成長期のお子さんは大人と違って細胞も活発で非常に“回復力”も高いことが特徴です。したがって治療方法の選択や治癒時期、ゴール設定の見定めは非常に重要になります。本人以上に保護者の方に徹底した説明を!本人に痛みやケガの状態状況を説明するのは当然ですが、 ななみ整骨院ではそれ以上に、保護者の方へ説明を重要としています。 お子様と保護者の方が2人で十分に納得、安心、理解していただくまでは治療を進めることはございません。