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肘内障

2019年6月9日

こんにちは!
ななみ整骨院 本鵠沼院の津田です!
先日、5歳児の子が“肘内障”で来院されました。

 

肘内障とは、
小学校に上がるまでの小児の子に起こりやすいもので
よく“肘が外れた”と言われるものです。
小児たちの身体は大人とは同じく未成熟なところが多くあります。
肘も骨の引っかかり部分がまだしっかり形成されておらず、
靭帯から外れやすくなっています。

ですので、急に手を引っ張ると脱臼のように
関節が全部は外れるわけではないですが
靭帯に引っかかった感じになります。
子供によっては、とても痛がり泣き叫ぶくらいの子もいますし、
意外に痛がらない子もいます。

特徴的なのは、痛い方の手を使わなかったり、
反対の手で押さえたりして使わなくなります。

引っ張った時になった際などは、
受傷機転がはっきりしているのでいいですが、
親の見てないところで転んで手を衝いた時になることもあり、
気が付いたら泣いてて手を使わなくなったなどの時は
他の怪我の恐れもあるので
「また肘が外れただけかな?」と思わずに
直ちに医療機関に受診して下さい。

1回なると、何回も繰り返す子も多いで、
特に気を付けて下さい。

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