腕に関する症状
・上腕骨骨折(手術後リハビリも可能)
<上腕骨骨折とは>
上腕骨骨折とは「肘」から上の上腕骨に生じた骨折です。
多くは高齢者の転倒によるものが多く、その他には交通事故やスポーツ中の怪我などが続きます。特に注意が必要なのは高齢者が転倒後に「痛いけど腕は動く」との認識から医療機関への受診が遅れることです。誤った自己判断が更に危険な症状を招くケースもありますので必ず医療機関を受診してください。
<上腕骨骨折を引き起こしやすいケース>
・転倒した際に地面に腕を衝く
・交通事故
・スポーツ中の接触事故など
<上腕骨骨折の症状>
・上腕部(うで)が変形する
・内出血で真っ青になる
・とにかく腫れる
・骨折した骨同士がぶつかり“コツコツ”鳴る
・痛みで冷や汗や気分が悪くなる
・指や手首の運動障害
<当院での上腕骨骨折に対する方針>
・骨折が疑われる場合には提携医療機関での検査を薦めます
・その応急処置として副木(ギプス固定)で腕を固定します
<当院での上腕骨骨折に対する施術>
・骨折の回復状態に合わせた固定法
・骨癒合促進のための超音波治療
・温罨法
・関節機能訓練など
※整骨院では主にギプス固定のような手術伴わない保存療法を中心に行います。 長期間の固定が必要なため、回復期には関節の機能訓練や、骨癒合促進のための超音波治療などを積極的に行い早期回復、早期社会復帰を目指します。