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踵骨骨端症(セーバー病)

2021年4月13日

皆様こんにちは。

ななみ整骨院藤沢院の早川です。

最近は暖かい日が多くなり、過ごしやすい時期になってきましたね。

学生の方は部活活動が始まり、身体の負担がかかり身体を痛める方が多くなってきております。

そこで、今回の症例報告は「踵骨骨端症(セーバー病)」です。

セーバー病とは、10歳前後の男児に多くみられる病気で、かかとの軽い腫れ、圧痛(押すと痛いこと)、歩行時痛がその症状です。

過激な運動のあとに症状が出ることが多く、かかとの痛みのため、つま先歩きになることもあります。

発育期の子どもの弱い踵骨骨端部(かかとの骨の端でアキレス腱が付着しているところ)に運動などで負荷がかかり、そこにアキレス腱の引っぱる力が持続的に加わることで、踵骨に血流障害が起こり、踵骨骨端核(かかとの骨の骨端軟骨より先の部分)の壊死、または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。

 

原因、、

●成長期の子供たちの骨には、元々の骨のほかに、新しく骨になるための“成長軟骨”と“骨端核(骨の端っこの小さな骨)”が多数存在しているため、骨の強度が弱い時期です。

さらに、腱などの軟部組織は、骨と同じように成長できないため、成長期はアキレス腱の柔軟性が低下して、硬くなりやすい状態でもあります。

●アキレス腱はかかとの骨の端に付着しており、過度な運動によってアキレス腱の牽引力(引っ張る力)を使うと、未熟なかかとの骨端核(踵骨骨端核)に過剰な負担がかかることが直接的な原因です。

さらに、偏平足や外反足など足のアライメント(骨や関節)異常を持つお子さんの場合は、構造的にかかとに負担がかかりやすくなるため、よりセーバー病を発症しやすくなります。

 

 

成長痛との違いは?

 

 

当院での治療は、ふくらはぎやアキレス腱を緩める電気治療や手技治療、炎症を取り除く超音波治療を行います。

お子さんで踵の痛みが出た場合、お早めに当院へご来院ください。

 

参照:google



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