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オスグット・シュラッター病

2021年5月29日

皆様こんにちは!

ななみ整骨院藤沢院の早川です。

ここ最近は雨の日が多く、過ごしにくい時期になってきましたね、、

学生の方はテスト期間が終わり、部活動やクラブ活動が再開し負担がかかりやすくなってくると思います。

そこで今回の症例報告は「オスグット・シュラッター病」です。

 

オスグット・シュラッター病とは??

●オスグッド病は小中学生男子に多い膝のオーバーユースによる成長期スポーツ障害の代表疾患です。

成長期は急激に身長が増加して骨も急成長を遂げますが、残念ながら筋や腱などの軟部組織は同じようには成長しません。

→結果的に硬い身体になってしまう時期でもあります。

そのために生じる大腿四頭筋の柔軟性低下(いわゆる太ものの筋肉が硬い)を機に、ジャンプやダッシュなどの繰り返しの動作による膝蓋骨を引っ張る力が脛骨粗面に加わります。

成長期の脛骨粗面には骨が成長するために必要な新しい骨(骨端核)が存在していますが、大腿四頭筋による強大な牽引力が負担となり、骨端核の発育が阻害され突出して痛みます。

 

原因は??

要因①未成熟な骨が多数存在する「成長期」

小学高学年~中学生になると、クラブ活動や部活動などこれまでに増して熱心にスポーツを行うことも多くなります。
この時期は、ちょうど男の子の成長期に重なり、急激に軟骨から骨へ変わり、身長が伸びる子も少なくありません。

しかし、筋肉や腱などの軟部組織は、骨と同じように成長できないため、成長期は太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下して、硬くなります。

また、成長期の子供たちの骨には、骨が成長するのに必要な新しい骨(骨端核:こったんかく)が沢山存在しているため、比較的強度が弱い状態です。

要因②膝の曲げ伸ばしの動作をやり過ぎて、軟骨に負荷をかける

膝を使う(曲げる・伸ばす)動作は、膝前面にある大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)および付着する膝蓋腱(しつがいけん)が脛骨(けいこつ:すねの骨)を引っ張ることによって行われています。

上記2つの要因が重なり、成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が、繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

症状は??

  1. 膝のお皿の下骨が突き出てくる。
  2. 膝のお皿の下あたりが赤く腫れる、熱を持つ、痛みがある。
  3. 運動をすると痛み、休むと治る。

 

 

成長痛との違いは?

 

 

 

 

お子さんでこういった症状があれば、お早めに当院へ一度ご来院下さい!

 


<診療時間・休診日変更のお知らせ>

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ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。



ななみ整骨院グループでは患者さまに安心してご来院して頂けるよう
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☑︎ スタッフのアルコール消毒の徹底

☑︎ 30分毎の院内換気

☑︎ 全スタッフのマスク着用

☑︎ 予約管理による院内人数制限

☑︎ 1時間毎の院内アルコール消毒

 

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