ハムストリングの肉離れ

2021年7月29日

こんにちは。

ななみ整骨院藤沢院の渡邉です。

猛暑日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はハムストリングの肉離れについてお話しようと思います。

肉離れは下肢に多く発生して、なかでもハムストリングが大部分を占めます。

ハムストリングの肉離れは発生機転によって、大きく“スプリント型”と“ストレッチング型”の２種類に分けられていて受傷部位や競技復帰までに必要な期間も異なります。

スプリント型は走りの動作の中で脚が前に投げ出された時に生じやすく
ストレッチング型は、ダンスやスポーツでの切り返しなど多くの種目で生じます。

肉離れは突然起きることもありますが、受傷から１〜２週間前の走行負荷の増大がリスクになってくると言われています。
つまり、ごくわずかな微細な損傷の積み重ねが続いた結果、発生するということです。

疲労による筋バランスの乱れや、ウォーミングアップ不足による筋肉の柔軟性の低下も原因になってきます。

治療によるゴールは、痛みを取ることはもちろん、筋肉の柔軟性も回復させていかなければなりません。

受傷直後は安静・冷却と圧迫で出血を抑えていきますが、
受傷部位や損傷度合いに合わせて、適切な負荷をかけていくことも必要です。

ななみ整骨院では、競技復帰に向けての治療から復帰後の再発防止まで
手技療法に加え、運動療法・物理療法を併用して早期回復を目指します。

夏休みはハードなスケジュールゆえに怪我の多い時期になります。

しっかり栄養を取り、良く寝て身体を休めること、いつも以上に身体のケアをしておくことを意識してお過ごしください。

 

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引用：軟部組織損傷・障害の病態とリハビリテーション 組織特性に基づくアプローチ法の構築 /メジカルビュ-社

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