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膝蓋大腿関節症

2021年9月12日

皆さんこんにちは!

ななみ整骨院みろくじ院の廣田です!

9月に入って10日ほど経ちますが、雨が多くパッとしない日が多いですね。

今回は「膝の痛み」についてご紹介いたします。

膝の痛みと言っても様々な部位での痛みがありますが、その中でも「膝蓋大腿関節」の痛みについてです。


赤い〇で囲んであるのが膝蓋大腿関節です。名前の通り膝のお皿と大腿骨の関節です。

膝蓋大腿関節の痛みは、膝の曲げ伸ばしの際に膝蓋骨と大腿骨がぶつかり合う事で出現します。
骨と骨同士がぶつかり合うと摩擦が発生して熱を持ち炎症を起こします。
炎症を抑えようと関節液を放出して、吸収しきれずにそれが溜まると「膝に水が溜まった状態」というものです。
初期は痛みがある程度ですが、症状が強くなると可動域制限や炎症反応が見られます。特に階段昇降時、正座をしようとした時に膝の前や膝蓋骨の奥の方に痛みを感じます。

<原因>

① 加齢などによる関節軟骨のすり減り

・関節軟骨はクッションの役割を果たしています。ですが、加齢などにより関節軟骨がすり減るとクッションが無くなってしまうので膝蓋骨と大腿骨が直接ぶつかりやすくなります。

② 大腿四頭筋の緊張

・大腿四頭筋はお皿の上を通って脛骨に付着します。その為大腿四頭筋が緊張して硬くなると膝が曲がりにくくなり、膝蓋骨を大腿骨の方向に押し付けてしまいます。そうすることで膝蓋骨と大腿骨がぶつかります。

③ 体重の増加や筋力低下による膝の不安定性
④ 膝蓋骨の脱臼などによるアライメントの変化

<治療>
炎症反応が見られる場合は安静にしてアイシングを行います。
炎症反応が落ち着いたら大腿四頭筋の筋緊張を緩和するための手技治療や電気治療を行います。
ななみ整骨院では、「複合高周波電気」を用いて深層の筋肉(インナーマッスル)の緊張を緩和していきます。深層の緊張を緩和することでより早く効率的に症状を改善する事ができます。
膝蓋大腿関節症はどの年代でも発症します。そのため、特にスポーツをしている方は大腿四頭筋のストレッチを欠かさずに行うと予防にもなります。

早く治療するに越したことはありません。少しでも膝に痛みや違和感を感じたらお気軽にご相談ください!

 

※転載:引用Google

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