災害時のために知っておきたい挫滅症候群について

2021年11月26日

ななみ整骨院藤沢院の渡邉です。

 

今回はいざという時に知っておきたい挫滅症候群の知識を紹介します。

挫滅症候群は重量物により四肢や臀部など筋肉量の多い部位が長時間圧迫され、その解除後にショックなどの致死的な状態になってしまうものです。

日本では阪神淡路大震災で約400人が発症し、約50人がこの症候で亡くなっています。

筋肉の圧迫・阻血…横紋筋融解によりK＋やミオグロビンが産生される。
長時間の圧迫により無酸素状態が続き血管から筋肉成分が染み出します。
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圧迫の解除…血行再開により筋肉成分、活性酸素などの有害物質が大量に全身へ流れることになります。（虚血再灌流障害）
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その後、体液の異常（高カリウム血症、ミオグロビン血症、血管内脱水）
から致死性不整脈、急性腎不全、循環血液量減少性ショックに陥ります。

身体症状は褐色尿、ショック症状、腫脹、浮腫、麻痺、感染などですが慎重に対処する必要があります。

対処法：もし瓦礫などの下に下敷きになっている人を見つけた場合は、119番通報をし、むやみに圧迫を解除しようとはせず、体温低下を防ぐために毛布かけ、負傷者を励まし意識の保持を行なってください。

治療には血液透析や高度な検査が必要となります。
自分達だけで救出しようとしたりはせず、救急隊・医師の指示のもと活動するようにしてください。

 

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ななみ整骨院ではスポーツ外傷や運動療法、アスレティックトレーナーの資格を持つ先生からの指導、フォームの改善、プロのアスリートなどこれまで培った経験を活かし学生さんだけでなく幅広い年齢の方に対応すること

ができますので、悩みがあるけど誰に相談していいかわからない、また運動をされているお子さんの様子がどうもいつもと違うなど小さなことでもお気軽にご相談ください。

参照：google

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ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。

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