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外傷症例報告(手舟状骨骨折)※エコー画像あり

2022年12月2日

こんにちは!

ななみ整骨院藤沢院院長の植田です。

 

今回は当院での外傷症例を報告致します。

 

本日は「手舟状骨骨折」となります。

 

40代 男性

野球のプレー中に味方と交錯し転倒

その際に右手を地面に衝いて負傷

翌日に当院へ来院

 

「舟状骨」とは?

舟状骨骨折の後遺障害は?【弁護士が解説】 | デイライト法律事務所

手首の骨は小さな骨が集まり構成されています。

手首を過度に背屈し、そのまま衝いてしまうと手首の橈骨と舟状骨がぶつかり骨折をしてしまうことがあります。

 

通常の骨折とは異なり、転位が少ない為受傷後動かすことは可能です。(痛みが伴いますが)

 

腫れもそこまで大きくならずに「手首の捻挫」と自己判断をしてしまうケースも少なくありません。

 

また当部位は「血行不全」が伴いやすく、骨癒合がしにくい事も特徴の一つです。

 

当院でのエコー画像⇩

 

転位が少ないことからレントゲンでも写り難く見落としてしまう事もあります。

骨折部が転移してしまうと保存療法では完治せずに手術となるケースなってしまいます。

圧痛点は「スナフボックス」と呼ばれる箇所に強く出ます。

スナッフボックス

 

腱のくぼみに強い痛みがあれば舟状骨骨折を疑います。

 

今回の症例では

・患者様本人は手首の捻挫だと思っていた

・負傷後そのままプレーはできた(痛みはあったが)

・スナフボックスに強い圧痛あり

・患部の腫脹は中度

・皮下出血はなし

 

という状況でした。

エコー画像で骨線の乱れが確認でき、視診、触診から舟状骨骨折を疑い応急処置後に提携先の整形外科へ紹介しました。

 

その後整形外科で舟状骨骨折を確認でき、より精査するためにMRIで確認するとの事でした。

 

引き続き経過を報告していきます。