鎖骨骨折

2023年11月17日

皆さんこんにちは！

ななみ整骨院みろくじ院の廣田です。

 

夏から一気に冬になったような気候で体調を崩しやすいのでお体にお気をつけてお過ごしください。

 

今回は先日鎖骨骨折の方がご来院されましたのでご紹介いたします。

80代の男性で自宅にて夜中に起き上がり布団につまずき右肩前面部を床に強打し負傷しました。

当院へは一日経過しても痛みが治まらない為念のため来院しました。

視診では右鎖骨の内側（体幹の中心より）に大きな腫れと内出血、患側の肩幅減少が見られ、圧痛（押したときの痛み）も強く出ておりました。

また、鎖骨骨折しているとほとんどの方が肩を約90度以上上げることができません。この症状もあり、超音波エコー診断機で確認してみることにしました。

1枚目：健側

鎖骨のラインがきれいに一直線につながっている。

2枚目：患側（長軸）

鎖骨のラインが途中で途切れて段差ができている。

3枚目：患側（短軸）

骨にV字の亀裂が入っている。

上記画像のように骨の連続性が絶たれているものや、亀裂が入っているものは骨折の可能性が高くなります。

当院では骨折を疑い患部を安静にするように包帯で固定を行い、提携してる整形外科に行っていただきました。

整形外科でレントゲンを撮ったところはっきりと骨折が映り鎖骨骨折と診断されました。

保存療法の鎖骨骨折ではクラビクルバンドで姿勢を保持し超音波電気治療を行い骨癒合を促進します。

骨癒合には適度な刺激が必要になります。超音波電気治療を行うことでその刺激を物理的に発生させ、約3割程度治癒が早まるといわれております。

※エコー長軸と短軸

固定していたり痛みによって関節や筋肉を動かさないと筋力低下や関節拘縮が発生してしまいます。

そうすると日常生活にも支障が出てきてしまいますのである程度骨癒合が見られたら、当院併設のパーソナルジムでトレーニングを行い怪我する前よりも良い状態で日常生活を送ることができるようにサポートいたします！

 

何か気になることがございましたらお気軽にご連絡ください。

 

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