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野球肘とは??※エコー画像あり

2024年9月6日

こんにちは!

湘南藤沢 ななみ整骨院藤沢院の植田です!

 

9月に入りようやく厳しい暑さも落ち着いてきたような気がします!

 

これからの時期暑さも和らぎ運動の季節が到来します!

 

本日は

野球肘

についてのエコー検査となります。

 

野球肘の好発年齢は成長期です!

つまり成長期に起こる怪我です。

子供の骨には

「成長軟骨」

と呼ばれる成熟しきっていない骨が存在します。

大人になるにつれて成長軟骨が成長し硬い骨へと変わります。

多い痛みとしては内側型です。

 

私も小学生から現在も投手として野球を続けております。

幸いに野球肘の痛みで悩まされることはなく現在に至っておりますが、痛みで悩む友人も多くみてきました。

 

野球肘(外側型の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎) | 北方はりきゅう ...

 

痛みが出てしまう人の共有している事は

「体の柔軟性や可動性、運動機能の低下」によるフォームの乱れです。

 

腕が体幹から離れてリリースしてしまう、股関節の連動が弱く上半身の力で投げてしまうなどが見られます。

 

内側型野球肘(上腕骨内側上顆骨軟骨障害)とリハビリテーション

 

単純なオーバユース(使い過ぎ)での怪我に関しては成長期後の高校生以上では起こりうる可能性が高いですが、実は小学生~中学生では使い過ぎでの怪我はそう多くありません。

 


学童野球の全軟連でもこのようなガイドラインで定められています。

1 試合での投球数制限について
1日70球以内とする。

2 練習での全力投球数について
野手も含めて1日70球以内、週に300球以内とする。

3 練習について
1週間に6日以内、1日3時間を超えないこととする。

4 試合について
練習試合を含め、年間100試合以内とする。

(※学童野球に関する投球数制限のガイドライン 公益財団法人 全日本軟式野球連盟から抜粋)


 

小中学生(成長期)の痛みを取るためには安静にし炎症を抑えながら患部の施術をしていく事で痛みは軽減します。

しかし痛みを我慢しながら内側の靭帯や骨に達してしまうとオペになる可能性もあります。

大谷選手が受けたトミージョン手術(靭帯再建術)もその一つです。

 

こちらのエコー画像では骨の手前にある屈筋腱の炎症反応がみられておりそれによる痛みです。

 

このような症状であればまだ初期段階ですので大きな怪我に繋がるリスクは非常に少ないです。

 

痛みが取れて現状のフォームでも問題なく投球動作が可能であれば次は

「フォーム改善」

が必須です!

 

・股関節からの連動性、体重移動がスムーズに行えているのか

・ボールにしっかりと逆スピンがかかりきれいな縦回転になっているのか

・肩の可動性アップ、リリース前のトップの位置は低すぎないか

・横を向いている時間がしっかり確保されているのか

などチェック項目はたくさんあります。

 

25年以上投手として怪我無く野球を続けてこれている自分だからこそお伝えできることはたくさんあると思います。

以前小中学生に指導をしていた経験もございますのでお悩みの際は一度ご相談ください!

 

 

画像引用Google

 



 

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