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コーレス骨折

2021年5月11日

みなさんこんにちは!

ななみ整骨院藤沢院の廣田です。

 

5月に入り暖かく、薄手の洋服で過ごしやすい日が続いておりますね。

先日、当院に「橈骨遠位端部骨折」の患者様が来院されました。

「橈骨遠位端部」とは別名「コーレス」骨折とも呼ばれ、転倒して手を背屈位で衝いて発生します。

前腕部の二本の骨のうち太いほう(橈骨)が手首の近くで骨折します。

ケガの中でも発生頻度が高く、骨粗鬆症で骨が脆弱している高齢者に多い骨折の一つとしても有名です。

骨折すると皮膚の表面が赤みを帯びて熱を持ち、大きく腫れあがります。

可動域制限・圧痛があり、とにかく痛みます。

変形があると骨片が転移し、骨折した腕を横から見るとフォークのような形をする「フォーク状変形」を呈します。

また転移した骨片で正中神経を圧迫すると親指~薬指が痺れたり、正中神経麻痺を合併することもあります。

骨片転移が大きいと徒手整復を行ってから約4週間ギプス固定を施しますが、徒手整復が困難な場合はプレートを入れるなどの観血的療法(オペ)の選択をすることもあります。

固定期間中の安静も大事ですが、固定期間中・固定除去後のリハビリも大変重要になってきます。

普段から腕を頻繁に使っている分、急に固定などで使わなくなると筋力低下や関節拘縮が起きやすいからです。関節拘縮を予防するためにも固定開始後から手指の曲げ伸ばしを行います。

ですが、動かしすぎても長母指伸筋の断裂や軽い固定になった後の再転位に繋がりますので注意が必要になります。

ななみ整骨院藤沢院では、骨折の疑いがある患部を超音波エコーで確認いたします。

真ん中の白い線が骨のラインです。

左の画像を見ると、白い線が途中で途切れて段差ができているのが分かります。白い線の連続性が断たれているところが骨折している場所になります。

整形外科でのレントゲン画像でも骨折線が確認されました。

骨折後は超音波電気をかけることで約三割治癒が早まると言われておりますので、固定後も通院して超音波をかけることで早期治癒を目指します。

少しでも気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 



<診療時間・休診日変更のお知らせ>

平日の診療時間を

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休診日を水曜日、第2・第4木曜日、祝日

に変更致します。

ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。



ななみ整骨院グループでは患者さまに安心してご来院して頂けるよう
コロナウイルス対策として下記の取り組みを実施しています。

☑︎ 全ての施術ベットをアルコール消毒

☑︎ スタッフのアルコール消毒の徹底

☑︎ 30分毎の院内換気

☑︎ 全スタッフのマスク着用

☑︎ 予約管理による院内人数制限

☑︎ 1時間毎の院内アルコール消毒

 

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