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振動って効くの?

2021年9月7日

こんにちは。
ななみ整骨院藤沢院の渡邉です。

最近、施術前にかけている振動機器の効果について聞かれることが増えました。

ななみ整骨院ではバイターというものを使っています(これが結構高価)

ここ数年で電気屋さんやスポーツショップで家庭用の機器が売られるようになり、その効果について注目されるようになりました。
患者様の中には、購入を検討されている方もいらっしゃるので解説しようと思いました。

まず期待できるこうかは3つです。
・筋肉痛の軽減
・筋緊張の低下
・関節可動域の向上

筋肉痛の軽減
筋肉痛は痛みを感じる感覚、筋肉組織の硬さ、血液循環など様々なものが関わっていますが、
振動は痛みの感覚を変化させたり、循環を良くして疲労物質を取り除いたりすることで筋肉痛を軽減させることができます。

筋緊張の低下
筋肉は“筋紡錘”というセンサーによって自分自身が力を入れていなくても無意識に、緊張が保たれています。
筋緊張も様々な原因で起こりますが、過度に筋紡錘に信号が送られると筋肉の緊張が高まります。振動は筋肉そのものというよりセンサーに作用して筋肉を緩めることができます。

関節可動域の向上
これは筋緊張の低下によるものと、関節の“位置覚”によるものの二つがあります。
関節の付近には“パチニ小体”というセンサーがあり、骨どうしの位置の情報を脳に伝えています。
振動を関節付近にかけることで、この感覚を変え“こわばり”を取ったりすることができます。

つまり、リラクゼーションや筋肉痛の改善なら筋肉の腹に振動をかけ、
こわばりの改善や可動域向上に対しては関節付近にもかけてあげると効果が得られやすいです。

ななみ整骨院では手技治療に入る慣らしとしてかけていますが、
ご自宅でのストレッチなどとも合わせるとより有効です。

家電量販店でも体験できたりしますので、気になる方は試してもいいかもしれません。

ご質問等ありましたら、お答え致しますのでお気軽にご相談ください。

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