2022年2月15日
ホームグラウンド:湘南鵠沼海岸 2010年プロ資格を獲得。 ・NSAジュニアオープン優勝 ・全日本3位 ・ISAジュニア世界戦に2回出場 ・ASPワールド・ジュニア日本代表
加藤:光貴くんは湘南では言わずと知れた有名人だけど、改めてサーフィンの経歴を教えて下さい。
中村:有名人だなんて恥ずかしいですが(笑)。サーフィンを始めたのが小学5年生の時で、中学生から大会にも出始めて高校生で全日本の決勝まで行きました。その後は高校生でISA世界大会の日本代表に選ばれ、ヨーロッパなど世界で開催される大会(ISA世界大会)も転戦しました。高校3年生の時にはASP(現WSL)のワールド・ジュニアの世界大会にも出場して、自分でも当時は勢いがあったと思います。
加藤:高校生でそこまで活躍してすぐにプロになろうとは考えなかった?
中村:僕は小学5年生で将来はプロサーファーになるって決めていましたから(笑)。でもその為に中学や高校では部活には入らず、早朝に海で練習をしてから学校へ通い、学校が終われば真っ直ぐ帰宅して真っ暗になるまで海で練習をする毎日でした。その努力が実ったのが大学2年生の時で、念願のプロテストに合格しました。
加藤:意外だね。高校生で既に世界で活躍していたのだから、すぐプロになるとは思わなかった?
中村:もちろん意識はしていましたし、でもやっぱりプロになるのは大変でした。本当に自分の時間を全て海に費やして毎日毎日練習してようやく、って感じです。好きじゃなかったら出来ないと思うほど生活全てが海中心でしたから。実際にプロになってプロの厳しさも知りましたし。
加藤:厳しさ?
中村:はい。アマチュアでトップになった選手の集まりがプロな訳で、そのプロの中でも「トッププロ」と呼ばれる、いわゆる試合に勝てるプロには、更にほんの一握りしかなれないんですよ。プロになるのも大変なことだけど、プロで活躍するのはもっと大変だと、自分がプロになって初めて実感しました。
加藤:確かに。僕たち整骨院業界も、プロとして国家試験に受かるのも大変だけど、更にそこから起業して成功するのはほんの一握りしかいないのは、サーフィンと業界は違えど『プロ』としての厳しさは一緒ですね。
加藤:当社は「想現グローバル」といって「想いは必ず実現する」といった信念が社名の由来になっています。僕は光貴くんがプロサーファーになるという自分の目標を叶えた姿に共通点があると思っていて。そこで光貴くんに聞きたいんだけど、目標を叶える秘訣があれば是非教えて下さい。
中村:「人と同じことをしない」ということですかね。
加藤:なるほど。具体的には?
中村:単純に人と同じ努力をしてもダメだと思うんですよ。僕は小学5年生でサーフィンのプロになるって決めてからは、それこそ週に16ラウンドは練習していました。
加藤:16ラウンド!?それって辛くなかった?
中村:全然辛くなかったです。むしろ楽しかったくらい。
加藤:16ラウンドやっても楽しい、、、?
中村:はい。やっぱり楽しむことも重要で、それってサーフィンが本当に好きでなきゃ出来ないことだと思うんですよ。やり続けなけらばチャンスすら来ないと思うので、途中でや辞めないことも大切でだと思います。
加藤:確かに。諦めたらそこで終わりですからね。
加藤:光貴くんが今後目指すことは何でしょうか?
中村:今は大会に出ることよりも自分のサーフィン・スタイルを追求しています。よりカッコ良くて「魅せる」サーフィンですかね。プロとして選択肢は1つだけじゃないと思うのと、色々なことにチャレンジしながら自分を伸ばしていければ一番いい。ボードシェイプにも興味があるし、自分のサーフィンを映像にして作品も作って見たいし、いい波を求めて世界中を旅もしてみたいかな。
加藤:同じ湘南を拠点にしている者として湘南の良さを教えて下さい。
中村:やっぱり湘南ってすごくオシャレだと思うんですよね。そこに住んでいる人も街もカッコいいし雰囲気も大好きです。全国的にみても波のある日はグッと少なくなるけど、その分『波の価値』があると思っていて、波があるのが当たり前ではないので波があるときの「その日一日」の価値がすごく高くなるというか。波も人も街も雰囲気も、全て合わせて『湘南』というカルチャーが好きなんだと思います。
どこかシャイだけどその人柄の優しさゆえに、中村光貴くんの周りには常に人が集まる。プロサーファーともなると海の中で尖っていて、どこか近づきがたい雰囲気を醸し出しているプロも少なくない。そんな中でも中村光貴くんは海でも丘の上でもいつも変わらず優しくて魅力的な青年だ。湘南には数多くのプロがいるが、彼の存在はひときわ際立っていて、そのサーフィン・スタイルから「スタイル・マスター」とも呼ばれる彼には若者からオヤジ世代まで幅広い層に多くのファンがいる。
湘南のカルチャーをこよなく愛する姿勢や「諦めない。想いは必ず実現する」といった信念を持ってプロになった姿はまさにSOGの理念そのものだと思う。海で出会った縁がきっかけで今では定期的な身体のメンテナンスを担当している弊社としては、今後も共に湘南のカルチャーを盛り上げていきたい。
中村 光貴プロサーファーと対談を行いました
2022年2月15日
中村 光貴(ナカムラ・コウキ)プロサーファーの経歴
ホームグラウンド:湘南鵠沼海岸
2010年プロ資格を獲得。
・NSAジュニアオープン優勝
・全日本3位
・ISAジュニア世界戦に2回出場
・ASPワールド・ジュニア日本代表
プロサーファーになるプロセス
加藤:光貴くんは湘南では言わずと知れた有名人だけど、改めてサーフィンの経歴を教えて下さい。
中村:有名人だなんて恥ずかしいですが(笑)。
サーフィンを始めたのが小学5年生の時で、中学生から大会にも出始めて高校生で全日本の決勝まで行きました。その後は高校生でISA世界大会の日本代表に選ばれ、ヨーロッパなど世界で開催される大会(ISA世界大会)も転戦しました。高校3年生の時にはASP(現WSL)のワールド・ジュニアの世界大会にも出場して、自分でも当時は勢いがあったと思います。
加藤:高校生でそこまで活躍してすぐにプロになろうとは考えなかった?
中村:僕は小学5年生で将来はプロサーファーになるって決めていましたから(笑)。でもその為に中学や高校では部活には入らず、早朝に海で練習をしてから学校へ通い、学校が終われば真っ直ぐ帰宅して真っ暗になるまで海で練習をする毎日でした。その努力が実ったのが大学2年生の時で、念願のプロテストに合格しました。
加藤:意外だね。高校生で既に世界で活躍していたのだから、すぐプロになるとは思わなかった?
中村:もちろん意識はしていましたし、でもやっぱりプロになるのは大変でした。本当に自分の時間を全て海に費やして毎日毎日練習してようやく、って感じです。好きじゃなかったら出来ないと思うほど生活全てが海中心でしたから。実際にプロになってプロの厳しさも知りましたし。
加藤:厳しさ?
中村:はい。アマチュアでトップになった選手の集まりがプロな訳で、そのプロの中でも「トッププロ」と呼ばれる、いわゆる試合に勝てるプロには、更にほんの一握りしかなれないんですよ。プロになるのも大変なことだけど、プロで活躍するのはもっと大変だと、自分がプロになって初めて実感しました。
加藤:確かに。僕たち整骨院業界も、プロとして国家試験に受かるのも大変だけど、更にそこから起業して成功するのはほんの一握りしかいないのは、サーフィンと業界は違えど『プロ』としての厳しさは一緒ですね。
目標を叶えるための秘訣
加藤:当社は「想現グローバル」といって「想いは必ず実現する」といった信念が社名の由来になっています。僕は光貴くんがプロサーファーになるという自分の目標を叶えた姿に共通点があると思っていて。そこで光貴くんに聞きたいんだけど、目標を叶える秘訣があれば是非教えて下さい。
中村:「人と同じことをしない」ということですかね。
加藤:なるほど。具体的には?
中村:単純に人と同じ努力をしてもダメだと思うんですよ。僕は小学5年生でサーフィンのプロになるって決めてからは、それこそ週に16ラウンドは練習していました。
加藤:16ラウンド!?それって辛くなかった?
中村:全然辛くなかったです。むしろ楽しかったくらい。
加藤:16ラウンドやっても楽しい、、、?
中村:はい。やっぱり楽しむことも重要で、それってサーフィンが本当に好きでなきゃ出来ないことだと思うんですよ。やり続けなけらばチャンスすら来ないと思うので、途中でや辞めないことも大切でだと思います。
加藤:確かに。諦めたらそこで終わりですからね。
今後目指すとことは?
加藤:光貴くんが今後目指すことは何でしょうか?
中村:今は大会に出ることよりも自分のサーフィン・スタイルを追求しています。よりカッコ良くて「魅せる」サーフィンですかね。プロとして選択肢は1つだけじゃないと思うのと、色々なことにチャレンジしながら自分を伸ばしていければ一番いい。ボードシェイプにも興味があるし、自分のサーフィンを映像にして作品も作って見たいし、いい波を求めて世界中を旅もしてみたいかな。
最後に
加藤:同じ湘南を拠点にしている者として湘南の良さを教えて下さい。
中村:やっぱり湘南ってすごくオシャレだと思うんですよね。そこに住んでいる人も街もカッコいいし雰囲気も大好きです。全国的にみても波のある日はグッと少なくなるけど、その分『波の価値』があると思っていて、波があるのが当たり前ではないので波があるときの「その日一日」の価値がすごく高くなるというか。波も人も街も雰囲気も、全て合わせて『湘南』というカルチャーが好きなんだと思います。
あとがき
どこかシャイだけどその人柄の優しさゆえに、中村光貴くんの周りには常に人が集まる。プロサーファーともなると海の中で尖っていて、どこか近づきがたい雰囲気を醸し出しているプロも少なくない。そんな中でも中村光貴くんは海でも丘の上でもいつも変わらず優しくて魅力的な青年だ。湘南には数多くのプロがいるが、彼の存在はひときわ際立っていて、そのサーフィン・スタイルから「スタイル・マスター」とも呼ばれる彼には若者からオヤジ世代まで幅広い層に多くのファンがいる。
湘南のカルチャーをこよなく愛する姿勢や「諦めない。想いは必ず実現する」といった信念を持ってプロになった姿はまさにSOGの理念そのものだと思う。海で出会った縁がきっかけで今では定期的な身体のメンテナンスを担当している弊社としては、今後も共に湘南のカルチャーを盛り上げていきたい。