2022年2月15日
1996年9月20日生まれ ・ホームグランド鵠沼海岸 【戦歴】 ・全日本サーフィン選手権大会3位(キッズ) ・AUSマンリーボードライダースU-18優勝 ・ビラボンサーフィンゲームス優勝 ・JPSA入賞 ・WSL湘南OPEN5位 ・日本人史上初サーフィン&サップ日本代表選手 ・2019 ISA SUP&パドルボード世界戦 4位
【Shareホームページ】 https://www.shareoceanlife.com/ 【Share YouTubeアカウント】 https://www.youtube.com/channel/UC_xLcDP6MFHmjcaI0OQB1sQ/featured
加藤:今日はプロサーファーの身体のケアについて意識している事を教えてください。
堀越:はい。今こうやって773さんでケアを受けるようになってから明らかに意識が変わったことの1つに自分の『身体』についてよく知るようになったことが挙げられます。「関節の可動域がどれくらい動くのか」や「今の自分の筋力やその状態」、また「弱い部分」であったり。例えば僕はここでケアを受けるようになってからパドリングの可動域がすごく伸びたし、実際、楽にパドリングができるようになったことで以前よりパドルする速さも変わったし、長くサーフィンが出来るようになったんですよね。プロサーファーでも身体のケアをすることで更にレベルアップが出来るので、一般のアスリートでも自分自身の身体のケアをすることでもっと伸びると思います。
加藤:プロアスリートにとってトレーニングだけでなく身体をケアすることも重要だと?
堀越:はい。そうですね。勿論トレーニングも大切ですが、今は身体をケアすることも重要だと思っていて、それこそトレーニングを沢山しても疲労が抜けていなければサーフィンに集中もできないし、パフォーマンスも上がらない。なので、今はトレーニング後やサーフィン前後、大会の前などに定期的に身体を診てもらっています。そうすることで自分のコンディションが良い時と悪い時では身体の状態がどう違うのかなどをフィードバックしてもらえるので、凄くわかりやすい。例えばコンディションが悪いときは「ここの関節の動きが悪いよ」とか、「ここの筋肉が硬くなっているね」みたいに教えてもらえるので。逆に、今日は凄く体の調子が良いなって思う時には「前回に比べてここの筋肉の柔軟性が上がっている」など、良いときでも悪いときでも身体の状態を教えてもらえることで、自分自身のモチベーションも上がりますし。
加藤:つまりは身体のコンディションを客観的にフィードバックしてもらえることが重要。そういうことかな。
堀越:そう思います。実際に身体に触れてもらうことで、自分自身の感覚じゃなくて客観的な視点で指摘してもらえるのは凄く大事だと思います。サーフィンやトレーニングをしていると、どうしても『感覚』になりやすくて、自分は良いと思っていても実際には『身体が悲鳴を上げている』ってこともよくあるんです。そんな時に「身体の状態がこんなになっているよ」だったり「ここの筋肉をもう少し増やした方がいいかもね」といった気づきを与えてもらえる。身体のケアを受けるようになってからは、単に身体が楽になるだけではなくて、自分が目指すサーフィンをする為には何が必要なのかーーと、そんな見方も出来るようになりました。
加藤:そう言ってもらえると嬉しいですね。
堀越:プロアスリートか一般の方かに関係なく、自分だけで何かをしようとするのって大変だと思うんですよね。自分自身がそうだったように、サーフィンやトレーニングをして本当に身体が疲れきってしまって、明日のことを考えれば絶対にストレッチや身体のケアをしてから寝た方がいいとは分かっていれも、それが出来ない。でも今は773さんでサポートしてもらえるようになって、本当にどうにもならないくらいの状態で来ると「今日はなんて言われるのかな」や「自分の身体がどんな状態なのかな」って、教えてもらえることが逆に楽しみというか、また違ったモチベーションにもなっています。自分ひとりではなくて、身体のケアに特化した『プロ』に頼ることが大事だということにも気づけました。
加藤:いや~本当に嬉しいひと言です。ななみ整骨院グループでも、単に施術を提供することだけが目的ではなく、患者さんをはじめ、アスリートの皆さん一人ひとりの『目的』が何かを理解し、その目標達成のために力になれたらと想い、日々の施術に当たっているので、身体だけでなく『心』の面でも役に立てているのであれば、僕たち施術家のやり甲斐にも繋がります。改めて「患者さん」から何を期待されているのかを知ることが出来ました。
堀越:ななみのスタッフの皆さんは、患者さん一人ひとりの事をよく理解してくれていて、その上で凄くコミュニケーションをとってくれるので、話を聞いてもらえるといった期待や楽しみがあります。そう想っている方も多くいらっしゃると思いますよ。
湘南では言わずと知れた存在である、堀越力プロ。小さな子供から大人まで魅了する堀越プロ。その魅力は、外国人選手のように決して大きな身体ではないものの、ひとたび波に乗ると、まるでサーフボードに「エンジン」が付いているかの如く加速し、大きな音や波しぶきを立て空中に舞うーー。そんな「華」のあるスタイルに皆は憧れるのであろう。
そして何と言ってもサーフィンとsupの2つで日本代表であるという “二刀流” が堀越プロの代名詞だ。最近では、世界で活躍するマリンスポーツ界のヤングガンを集めてオーシャンスポーツチーム『Share』を結成し、マリンスポーツに新しい風を吹き込んでいる。そんな堀越プロが大切にしていることの1つが『身体のケア』だ。確かに施術家である我々の間でも、「日本のアスリートはハードなトレーニングはするものの、自分の身体のケアには時間を割かない」といった印象があった。堀越プロはプロであればこそ『自身の身体の状態を理解すること』が重要だと語る。これはプロ・アマを問わず、日頃から身体のケアをすることで効率的な練習やレベルアップにも繋がり、日常生活においてもコンディションとモチベーションは密接に関係しているということだ。それを堀越プロは教えてくれた。施術家の御株を奪うセリフだが、まさにその通りである。
ななみ整骨院グループでも、プロアスリートをはじめ多くの皆さんのコンディション作り、ひいては健康増進による気持ちの向上を通じて皆さんの生活に大きく貢献するという、そんな関わり方を目指していきたいと思わせてくれた対談でした。
堀越 力プロサーファーと対談を行いました
2022年2月15日
堀越 力(ホリコシ リキ)プロサーファーの経歴
1996年9月20日生まれ
・ホームグランド鵠沼海岸
【戦歴】
・全日本サーフィン選手権大会3位(キッズ)
・AUSマンリーボードライダースU-18優勝
・ビラボンサーフィンゲームス優勝
・JPSA入賞
・WSL湘南OPEN5位
・日本人史上初サーフィン&サップ日本代表選手
・2019 ISA SUP&パドルボード世界戦 4位
【Shareホームページ】
https://www.shareoceanlife.com/
【Share YouTubeアカウント】
https://www.youtube.com/channel/UC_xLcDP6MFHmjcaI0OQB1sQ/featured
アスリートが考える身体のケアついて
加藤:今日はプロサーファーの身体のケアについて意識している事を教えてください。
堀越:はい。今こうやって773さんでケアを受けるようになってから明らかに意識が変わったことの1つに自分の『身体』についてよく知るようになったことが挙げられます。「関節の可動域がどれくらい動くのか」や「今の自分の筋力やその状態」、また「弱い部分」であったり。例えば僕はここでケアを受けるようになってからパドリングの可動域がすごく伸びたし、実際、楽にパドリングができるようになったことで以前よりパドルする速さも変わったし、長くサーフィンが出来るようになったんですよね。プロサーファーでも身体のケアをすることで更にレベルアップが出来るので、一般のアスリートでも自分自身の身体のケアをすることでもっと伸びると思います。
トレーニングとケアの両立
加藤:プロアスリートにとってトレーニングだけでなく身体をケアすることも重要だと?
堀越:はい。そうですね。勿論トレーニングも大切ですが、今は身体をケアすることも重要だと思っていて、それこそトレーニングを沢山しても疲労が抜けていなければサーフィンに集中もできないし、パフォーマンスも上がらない。なので、今はトレーニング後やサーフィン前後、大会の前などに定期的に身体を診てもらっています。そうすることで自分のコンディションが良い時と悪い時では身体の状態がどう違うのかなどをフィードバックしてもらえるので、凄くわかりやすい。例えばコンディションが悪いときは「ここの関節の動きが悪いよ」とか、「ここの筋肉が硬くなっているね」みたいに教えてもらえるので。逆に、今日は凄く体の調子が良いなって思う時には「前回に比べてここの筋肉の柔軟性が上がっている」など、良いときでも悪いときでも身体の状態を教えてもらえることで、自分自身のモチベーションも上がりますし。
自分自身の『感覚』と『客観的』なフィードバックで身体や心をコントロールする
加藤:つまりは身体のコンディションを客観的にフィードバックしてもらえることが重要。そういうことかな。
堀越:そう思います。実際に身体に触れてもらうことで、自分自身の感覚じゃなくて客観的な視点で指摘してもらえるのは凄く大事だと思います。サーフィンやトレーニングをしていると、どうしても『感覚』になりやすくて、自分は良いと思っていても実際には『身体が悲鳴を上げている』ってこともよくあるんです。そんな時に「身体の状態がこんなになっているよ」だったり「ここの筋肉をもう少し増やした方がいいかもね」といった気づきを与えてもらえる。身体のケアを受けるようになってからは、単に身体が楽になるだけではなくて、自分が目指すサーフィンをする為には何が必要なのかーーと、そんな見方も出来るようになりました。
加藤:そう言ってもらえると嬉しいですね。
専門家に頼れる安心感
堀越:プロアスリートか一般の方かに関係なく、自分だけで何かをしようとするのって大変だと思うんですよね。自分自身がそうだったように、サーフィンやトレーニングをして本当に身体が疲れきってしまって、明日のことを考えれば絶対にストレッチや身体のケアをしてから寝た方がいいとは分かっていれも、それが出来ない。でも今は773さんでサポートしてもらえるようになって、本当にどうにもならないくらいの状態で来ると「今日はなんて言われるのかな」や「自分の身体がどんな状態なのかな」って、教えてもらえることが逆に楽しみというか、また違ったモチベーションにもなっています。自分ひとりではなくて、身体のケアに特化した『プロ』に頼ることが大事だということにも気づけました。
加藤:いや~本当に嬉しいひと言です。ななみ整骨院グループでも、単に施術を提供することだけが目的ではなく、患者さんをはじめ、アスリートの皆さん一人ひとりの『目的』が何かを理解し、その目標達成のために力になれたらと想い、日々の施術に当たっているので、身体だけでなく『心』の面でも役に立てているのであれば、僕たち施術家のやり甲斐にも繋がります。改めて「患者さん」から何を期待されているのかを知ることが出来ました。
堀越:ななみのスタッフの皆さんは、患者さん一人ひとりの事をよく理解してくれていて、その上で凄くコミュニケーションをとってくれるので、話を聞いてもらえるといった期待や楽しみがあります。そう想っている方も多くいらっしゃると思いますよ。
あとがき
湘南では言わずと知れた存在である、堀越力プロ。小さな子供から大人まで魅了する堀越プロ。その魅力は、外国人選手のように決して大きな身体ではないものの、ひとたび波に乗ると、まるでサーフボードに「エンジン」が付いているかの如く加速し、大きな音や波しぶきを立て空中に舞うーー。そんな「華」のあるスタイルに皆は憧れるのであろう。
そして何と言ってもサーフィンとsupの2つで日本代表であるという “二刀流” が堀越プロの代名詞だ。最近では、世界で活躍するマリンスポーツ界のヤングガンを集めてオーシャンスポーツチーム『Share』を結成し、マリンスポーツに新しい風を吹き込んでいる。そんな堀越プロが大切にしていることの1つが『身体のケア』だ。確かに施術家である我々の間でも、「日本のアスリートはハードなトレーニングはするものの、自分の身体のケアには時間を割かない」といった印象があった。堀越プロはプロであればこそ『自身の身体の状態を理解すること』が重要だと語る。これはプロ・アマを問わず、日頃から身体のケアをすることで効率的な練習やレベルアップにも繋がり、日常生活においてもコンディションとモチベーションは密接に関係しているということだ。それを堀越プロは教えてくれた。施術家の御株を奪うセリフだが、まさにその通りである。
ななみ整骨院グループでも、プロアスリートをはじめ多くの皆さんのコンディション作り、ひいては健康増進による気持ちの向上を通じて皆さんの生活に大きく貢献するという、そんな関わり方を目指していきたいと思わせてくれた対談でした。